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施工管理からキャリアチェンジする方法の一つとして、内勤への転職があります。内勤は転職のしやすさや、体力面での負担が少ないことなどがメリットです。一方、内勤ならではのデメリットや注意点もあります。ここでは、施工管理を離れて内勤したい人のための役に立つ情報を紹介します。すでに内勤への転職をしようと検索中の方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。
目次
施工管理から内勤へ転職する場合、以下の2点を考慮する必要があります。
以下でそれぞれのポイントを解説していきます。
建設業における外勤(施工管理)と内勤では、労力の点で明白な違いがあります。外勤は会社の外部(工事現場や工事事務所)で仕事を行い、内勤は会社の内部(建物内部)で事務作業や営業に従事する仕事です。
そのため一般的には、外勤は体力の消耗や負担が多く、内勤は頭脳面での負担を強いられやすいといわれます。平たくいうと、外勤は体力的にキツイ、内勤は心理的にキツイ、ということです。
一見すると、内勤に転職したほうが仕事がラクになるような気がしますが、必ずしもそうではないことが分かります。確かに、体力的には内勤のほうが外勤より負担は軽いですが、内勤は心理面での負担やフラストレーションがたまりやすいです。
また、内勤は事務系の仕事が中心で外勤のように体を動かす機会は少ないですが、オフィス内でのデスクワークが中心となるため運動不足になりがちで、息が詰まりやすく気分転換がしづらいというデメリットがあります。
施工管理から内勤への転職を目指す場合は、こうした労力の違いを抑えておくことが大切です。
一口に内勤への転職といっても、様々なパターンがあります。一般的な事務系の仕事もあれば、営業や経理、人事、研究開発、設計、コンサル、デベロッパーなどへのキャリアチェンジも可能です。
また先述したような、外勤との労力の違いも含めて、いかに自分に合った内勤の転職先を見つけるか?という事が問題となります。求人情報を検索する際は、事前に自分の適性を確認しておくことが大切です。
自分の希望条件や適性に合わない職場を選んでしまうと、転職しても長くは続かない可能性があります。長く働ける転職先を見つけるには、十分な自己分析による適性の見極めと綿密な情報収集が必要です。
条件の明確化や自己分析、適性の見極めは自ら行うことも大切ですが、第三者による客観的な分析も有益となります。すなわち、転職の専門家に相談して適性を確認することが重要です。
施工管理から内勤職への転職には以下のメリットがあります。
例外もありますが、内勤は基本的にデスクワーク中心です。そのため、行動範囲の広い外勤の施工管理と比べて、体力的な負担は少なくなります。体力に自信のない人でも長く働くことができ、かつマイペースで仕事を行うことが可能です。
内勤は外勤と比べて、仕事の終わりや見通しが立ちやすいのが特徴です。突然仕事が増えたりトラブルが発生するなどイレギュラーが少ないため、仕事のオンオフを切り替えやすいのがメリットといえます。
この点はとても重要です。時間的なメリハリがつき、気持ちの切り替えがしやすいとモチベーションを保ちやすいため、仕事を続けやすくなります。
施工管理から内勤への転職は職種の選択肢が豊富です。経理や総務、人事、営業、設計、研究、開発、コンサルなど様々な内勤の仕事があります。転職は自分に合った仕事や会社を選ぶのが重要ですが、内勤は選択肢が多いため、自分の適性に合った仕事や会社が見つかりやすいのがメリットです。
しっかりとした自己分析や適性の見極めを行ったうえで、転職活動を進めていけば、スムーズなキャリアチェンジを実現できるでしょう。
施工管理から内勤職への転職には以下のようなデメリットもあります。
このほか、年収ダウン(手当等がなくなるため)や職場環境を変えられないといったデメリットもあります。
肉体労働から解放され、ついに憧れの内勤…のはずが、思っていた業務と違った!ということは往々にしてあります。屋外にいることが多い施工管理の“仕事リズム”に慣れていると、最初は違和感を覚える作業もあるかもしれません。
キャリアチェンジを成功させるためにも、理想と現実のミスマッチがない職種や会社を選ぶことが大切です。
内勤は外勤と比べて、仕事がマンネリ化しやすいです。外勤(施工管理)の場合は、一つのプロジェクトが完成したら次の工事現場へと勤務先が変わりますが、内勤はいつも同じ環境で仕事を行うことになります。
そのため、内勤は仕事がマンネリ化しやすく、張り合いをなくして飽きやすいのがデメリットです。自身で意識的にキャリアアップのための目標と計画を立て、自分を見失わないようにする必要があります。
デスクワーク中心の内勤は、体力的な消耗が少ない一方、運動不足になりがちです。そのため、長期的には体力が衰えて不健康に陥る可能性もあります。無意識に体を動かすことになる外勤とは打って変わって、内勤では意識的かつ自主的な体力づくりや健康管理が必要です。
また、運動不足になるとメンタルが弱くなりやすいことにも注意が必要でしょう。特に繁忙期に業務が多くなる場合は要警戒となります。
施工管理と内勤では、仕事内容や労力の「違い」はありますが、どちらが楽でどちらが大変とは一概には言えません。施工管理には施工管理の大変さやメリット・デメリットがあり、内勤にもメリット・デメリットがあります。
そのため、内勤のメリットだけに着目して、アバウトな転職活動を行うのはリスクが高いです。むしろ大切なことは、自分に合った適職と転職先を見つけることです。
自分の適性にマッチしない職場に転職すると、内勤であれ何であれ、仕事が長く続かない可能性があります。逆に、自分に合った職場に転職すれば仕事を長く続けられるでしょう。
施工管理から内勤への転職を目指す場合は、まず自分にふさわしい適職を見つけ、そこへ転職するための方法や戦略を考えましょう。
施工監理は、工事が設計図書どおりに実施されているか確認する仕事です。設計図に関する知識やスキルが不可欠であり、かつ建築基準法や建築士法の規定により建築士一級または二級の資格が必要になります。建設プロジェクトの需要は増えているため、将来性の高い職種です。
CADオペレーターは、CADソフトを操作して工事の設計図を作成する仕事です。特別な資格や学歴制限はありませんが、CADを操作するスキルや、設計図に関する知識を身につける必要があります。将来はAIに代替される可能性もありますが、現時点では建設を中心に必要不可欠な存在であり、幅広い業界で活躍できる技術職です。
施工管理から設計職へ!
CADオペレーターに
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建設コンサルは、企画から設計、施工、管理まで建設プロジェクト全体を総合プロデュースする仕事です。絶対に必要な資格や学歴はありませんが、施工管理(建築・土木)や技術士の資格があると転職がスムーズに実現します。建設コンサルの業務は様々なインフラ設備に関わっており、需要も多く将来性があります。
施工管理から発注者支援側へ!
建設コンサルに必要なスキルを見る
デベロッパーは土地開発の専門家です。コンセプトに従って一定のエリアで土地や街の開発事業を推進します。資格がなくてもなれますが、施工管理技士や宅地建物取引士(宅建)の資格があると転職がスムーズです。土地開発の需要は今後も発生し続けるため、デベロッパーには将来性があります。
引用元:RSG公式「施工管理求人.jp」(https://xn--gmqq38ad1f12g8nk0ol.jp/)
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